〔093〕八丈岩山 (281m)

2008年01月19日


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岡山県岡山市南区阿津
先週、天狗山から下山時に”望海三山”なる標識を見た。王子ヶ岳は既に登っているので、残りの八丈岩山に凄く行きたくなった。立石なる奇岩もあるらしいのでそれも楽しみにして行ってみることにした。
Road Map :加古川BP、姫路BP、ブルーラインと殆んどを無料で信号無しの道路で行ける。
Route Map:桃太郎荘の前に車を停めて、立石を往復し三頂を経由して下山する。
標高差:約180m
後記
 望海三山の一山なので瀬戸内の展望目当てであったが、今日は薄曇で天気が良くなく、
瀬戸内の展望よりも巨石、大石の方に心を奪われた。

王子ヶ山への移動途中に
  宇野港を走っている時に、周辺に大石剥き出しの低山が多く見られた。 八丈岩山の様な
山ばかりなので登山道があれば登ってみたいものだ。家に帰ったらネットで調べてみよう。
岡山100山』 立石、八丈岩山、貝殻山の望海三山を歩く。

貝殻山(288m)

県道74号線、番田の海岸から見た ”八丈岩山”。 ”立石”がはっきり見えたのには感激した。
ズームで撮った立石。 登れるものなら石のてっぺんに立ってみたい。
国民宿舎 ”桃太郎荘”の前にある駐車場に車を停める。
これは道路標示であるが、登山道歩きでも行ける様だ。
登山口からは整備された階段道が続き、
低山ながら息が切れる。
国民宿舎の ”桃太郎荘”は閉鎖されていた。
登山道は桃太郎荘の裏手から始まる。気温6℃、9時39分に出発する。
登り始めると ”望海三山”に恥じない大展望が広がるが、今日も天気が悪く感激する景観とはいかなかった。
”立石”まで行くには相当下る必要があった。
間近で見てみたいので行ってみることにする。
30分程で ”立石”への分岐に着く。 ”立石”への表示は無かったが、
ここしかないだろうと踏み跡を辿って山を下ってみる。
北側から見た ”立石”。
過去にクライミングしたのか金具が打ち込んである。
踏み跡は薄いながらしっかりしており、鞍部まで下りて少し登り返す。
南面まで下りて振返り見た ”立石”。 左のピークは ”八丈岩山”ではなく分岐のピーク。
”立石”を往復して1時間10分で ”八丈岩山”に着く。
山頂は広々してベンチも整備してあるが、樹木が茂り展望は
あまりよろしく無い。 少し手前の方が展望が得られる。
分岐まで登り返し、展望の良い大岩の間を縫って行く楽しい道を進む。
前方に ”八丈岩山”が見えてきた。
山頂より少し手前からの瀬戸内側の大展望。
正面に小豆島、右遠方には四国が見えているが目の前に島が少なくすこし寂しい景観ではある。
”八丈岩山”から ”三頂山”方向を見る。 大石がごろごろ点在している
”三頂山”の向こうには児島湾と岡山市街の展望が広がっていた。
”三頂山”直下の大きな休息所。
ここまでの道は散策道として整備されておりすごく歩き易かった。
誰とも会わなかったので山頂の大岩で自分撮りをしておく。
1回目はセルフタイマーの時間に間に合わず、2回目で自撮り出来た。
三頂山”の祠、山名表示は無し。 この後、この岩のてっぺんに
登ってみたが展望はすこぶる良しだった。
山頂の大岩から児島湾を見る。 登山道はまだ続いているが、
この後は面白くなさそうなので、”三頂山”から直接、道路に下りられる道で下山する。
横の山を見ると ”立石”を小さくした様な岩が林立していた。
あの辺りにも道があれば面白いのにーの感じだった。
駐車場からはやけに広い道を5分程歩くと山頂に着く。
広々とした ”貝殻山”の山頂からは瀬戸内の島々が一望出来た。 春先ならお弁当を広げたい場所だ。
”貝殻山”から ”八丈岩山”を見る。 ここからも点在する大岩がはっきり見えていた。
地域遺産の表現が良いね!
はちじょういわやま
”八丈岩山”から ”貝殻山”まで縦走路が続いている様であるが、”貝殻山”近くの駐車場まで車で移動することにした。
駐車場から山頂までは、ほとんど歩く必要無しだった。